ぐぐる 超源氏 古本屋
■ 2011年02月13日(日)
◆明日はバレンタインデーである。が、私には関係ないので、関係ない話を書く。まだまだこの季節は寒い。昨年購入した携帯で、あったか〜い布団の中でネットを閲覧できてしまうのと、パソコンの前に座ると足が冷えてしまうので、このような怠惰な状態になってしまっている。
日々はそれほど大きな波はありません。一応、厄年なので、いつもの交通安全御守りに加え、健康御守りも買いました。健康第一!そんなことを言いながら、今月早くも男のシンボルを若きドクターの眼前に晒す事態になりましたが。お祓いはなあ、高いよなあ…。
ブログ、mixi、twitter、そしてフェイスブック。それについては色々と思うこともあるのだが、結論らしきものには到っていない。
■ 2011年01月12日(水)
◆あけまして12日。久し振りにまともに座ってみたのは、モーニング娘。の高橋愛が加入して10年目の今年、ついに卒業するというニュースを見て、古き感慨が押し寄せた面もある(こういう話題はどこにも書けないしね(笑)。
どうしようもない、つんく♂(←このマーク、昔からムシが好かないんだよな)の歌詞に楽曲。薄っぺらな編曲。口パクコンサートに、次第に広がってゆくロリコン路線。地団駄踏んで悔しがって、ついには何の感情もなくなり、まったくといっていいほど耳にしない生活になって6年ぐらい経つか。その間に勢力図は完全にAKBに塗り替えられた。余程のファンでなければ、こちらから動かない限り観ることすら叶わない。これが現実だ。
現在はどうしてるんだろう?と、youtubeや彼女のブログを、いい歳こいて何してんだよと自嘲しつつ漁ってみた(失笑)。
隣りであれだけAKBがもてはやされれば、少しは妬みそねみの恨み節も出てきそうなもんだが、高橋は疑うことなく純粋にモーニング娘。という器への愛情を記していた。
……いや、凄いな。もちろん、特に女性の腹の内なんて、これから先も読めるわけない暗黒面だが、高橋からはそういう芸能人ズレしたところが感じられないのだ。歌もダンスも愛情も、思ったまま、精一杯、素直に出しているようにしか見えない。10年も在籍して、燃え尽きる前の蝋燭を経験しているだけに辛かったであろう、以降の完全氷河期を経験して、御年24にもなるのに。浮ついた噂もなく。一心不乱に。はあ。溜息が出る。
その自信の源は何なのか。ここ数年の動画を観ると……口パクじゃない!曲の良し悪しは置いといて、あれだけ激しく踊りながら、ちゃんと自分の声で歌ってる。後ろで被せてもいない。偉い。これが本当のライブです。たとえ氷河期の中であっても、しっかりとついてきてくれるキモヲタ(失礼)のおかげも勿論あるでしょうが、これだけのバックボーンがちゃんとあったから揺らぐことがなかった。そう思うのですが、どうでしょうか。これもyoutubeなんだけど、だってねえ、椎名林檎の「ギブス」を生バンドをバックにして負けずに歌えるアイドルなんて、そうはいないよ(しかし、高橋と新垣のクリスマスディナーショーって、誰に向けてやってんだろう。一流ホテルだからチケット代25000円もするし…)。
だからといって世は無常。いくら歌が上手かろうが質が高かろうが、手に取ってもらえなければ意味がない。哀しいかな、実力と人気は比例しない。ある成功を収めたハリウッドスターも、その理由について「運」を口にする。既に終わったと見なされている人間が世間の耳目を再び集めるには、最初以上の時と時間と場所、それに人が奇跡的に合致しない限り難しい。努力して努力して、その上に、時代に合った時の「運」。
長きに渡るリーダーの責務。そろそろ卒業するのは正しい選択。ヲッサンの俺も素直にお疲れ様でしたと拍手する。
しかし、これからの彼女については厳しいかも。歌もダンスもルックスも、アイドルとしては頭一つ二つ抜けているし、おそらくその性格から、素直に何でもスポンジのように吸収するでしょう。が、飛びぬけたオーラがあるかといえば…そうではない。少し足りない。何か足りない。プロ野球選手でいえば、守備も打撃も文句はないがタイトル争いには絡めない3番か5番。我ながら酷い言い草だとは思うが。
そうはいっても、場が人をつくるという言葉もある。アイドル的な活動よりも興味を持っているらしい海外留学、それに繋がる舞台や女優、好きなファッション、デザイナー系の裏方の方が合っているかも知れない。そりゃ活躍している姿は観たいし、人生どう転ぶかわからない。
気がつけばこんなに長々と!!バカだ。バカすぎるぜ。ま、また少し高橋については気になってきたので、テキトーに流し見ぐらいはしようかな。父が娘を見守るような感じで(笑)応援してるよ。
■ 2010年12月16日(木)
◆「エクスペリメント」刑務所に見立てた建物に一般人を囚人と看守に分け入所させ、起こる事態を調査する実際にあった心理実験。傑作ドイツ映画「es」のリメイク版。起きている事は異常なんだけれど、何だか健全。看守役のリーダーが自らのサディスティック性をコントロールできなくなってから、それに気づくラストまでの描き方も、逃げていては成り立たない。同じようにただナイフを持たせても。前段の重要な消火器のシーンもない。臨界点を越えた後の行動がすなわち健全、なんだよなあ。囚人も看守も「es」では怒りと怖れがない交ぜとなり、平衡感覚が揺らぐ心の内が最後まで尽きることなく、観ているこちらが息切れしそうになったのに。本物の実験としては多分こちらが正しいと思うが、監視者にまで及ぶシナリオの「es」の方が映画としては優れている。最初の衝撃度を差し引いたとしてもこれが結論かな。
■ 2010年12月04日(土)
◆ブックオフでトイレを借りた。しかし、そこの便座には「神様などいるものか!」と叫びださんばかりの驚愕の汚れがついていた。泣く泣く人間の可動域を越えたジョジョばりの姿勢で用を済ませ、逃げ出すように扉を開けてみると、そこには待ち人がひとり佇んでいる。これじゃどう見ても犯人そのもの。余程「お、俺じゃねーから!!」と否定したかったが、急なため頭が廻らず、購入した書籍を受け取り様、どうにか店員さんに「便所汚れてますよ」と伝えるだけで終わってしまった。それでも、いや、店員さんは「わざとらしい」「やはりアイツか」などと、後で疑惑の目で見られているのでは!?と考えこんでしまうこの頃である。「俺じゃねーから!!」
■ 2010年11月26日(金)
◆マイミクさんの日記で原稿が勝手に編集者に改竄された怒りの記事を読んだ。あれ?デジャヴを感じるんだけど。別館管理人氏も確か…?記憶違いかな。
(´ω`)ぁぁうん、俺にもあったねぇ。一般文芸でもそんなことがあるんですか? ひどい世の中ダ。
◆今回の健康診断では血液検査もバリウムもなかった。これでは真の状態がわからんではないかー。でも、これって結構いい加減なんだよね。高血圧の薬を飲んでいる人が「血圧低めですね」なんて言われたり。どういう測り方してんだか。
■ 2010年11月15日(月)
◆俺のもってるAKBのすべて。
●この間出た新曲が初動でいきなり80万枚を突破し、発売即年間一位になったという話だが、そこには5種類の握手券なるものが封入されているとの由。完全にビックリマンチョコ。10-0のスコアで誰が見ても文句なしの反則負け。ただ、本当に複数枚買ってしまうヲタの情熱には感服する。
●知っているメンバー。
篠田麻里子(背がでかい。結構好きなタイプ。歌は下手)。
板野友美(アヒル口。ヨーカドーのCMに出てる。安室に影響受けまくり)。
前田敦子(よくわからんが絶対的エース、らしい。初期からいるからそれで?パーツが中心に集まってる、と、ダウンタウンの浜田に言われてた(オマエモナー)。
高橋みなみ(いつも前にいる。そんだけ)。
大島優子(漢字間違ってるかも。人気投票で前田を破って一位だったはず)。
中里某(元中心的メンバー。衝撃のAVデビューで話題に)。
●割と好きな曲。「RIVER」「beginner」。歌詞を読むと双方、男の歌みたい。それぞれ抜き出したメロディは好きだが、ひとつの曲としての統一性は薄い。個々の曲の耳に残るサビの部分だけくっつけたように聴こえる。
●秋元はいつの時代も商売上手ではある。
●ヲタキモイとかナントカ言いながら、こういったアイドルになってみたいと密かに願う気持ちが心の底にあるんだろうか、と、たまに女子高生を見かけるとぼんやりと思ったりする。
●振り付けに、かつてモーニング娘。を担当していた夏まゆみや、ドラゴンクエストの牧野アンナがいて、時代の趨勢を感じた(もっとも夏まゆみは立ち上げ時の2年間だけだそうだが)。
●その夏まゆみの嘆きではないが、一目でわかるように手足は流れ、個人がバラバラ、ダンスのレベルは正直低い。韓国のアイドルグループ「KARA」(圧倒的な練習量とパフォーマンスのバックボーンを感じる)などに比べたら話にならない。まあ、そういうものと人気とは別問題なんでしょうが。
●後何年人気が続くのか誰にもわからない。不肖ワタクシめも自然に入ってくる以外の知識は、いくら振ってもこれ以上は何も出てきません。
■ 2010年11月10日(水)
◆IE6からIE8にした。12月になるとバックボタンで戻った時に古いキャッシュが残ってしまうとかナントカ言われて仕方なく。やっぱりというか、ホイール(コロコロ部分)でスクロールができなくなってしまった。ただ、お気に入りの窓の中では起動するんだよな。どうして?
■ 2010年11月08日(月)
◆会社の若い子と連れ立って茨城は龍ヶ崎まで遠征。目的地は昨年オープンした「麺 風天」。片田舎の廃ビルとしか思えない、絶対に下調べがなければ通りすぎてしまうであろう、幟もなく小さな看板のみを掲げ、ひっそりと開かれているこの店、創作系ジャンクヌードルと自ら銘打つ通り、日々新しき高みを目指すお店である。食べ歩きが趣味だった店主が独学で学び脱サラして夫婦ふたりで経営。リスペクトする「ajito」をインスパイア、濃厚魚介が常のつけ麺とは異なる、たっぷりの野菜と鶏、鯖などを用い完成させたベジポタつけ麺と、日本で指折りの名店「中華そば 伊藤」に肩を並べる、一杯に50gもの煮干しを使用する煮干しそばの二つがデフォルトメニューだ。
到着は土曜の正午。先客3名程で、その後続々と来店。こいつはラッキー。まずは左手の自販機で券を購入。ワタクシめは既に決めていた特製煮干そば。連れは「冒険心のない方は御遠慮ください」(!)と注意書きのある、ベジポタつけ麺を選択。先に運ばれてきたのはベジポタ。かなりな太麺にバジル?が降りかかり、白みがかったアツアツのつけ汁。ほとんど見た目はパスタ。味見をしていないのでわからないが、後で聞いた限りでは、濃厚複雑な野菜の旨味、徐々に魚介、最後はブラックペッパーが効いてきたそうである。うーむ、やはり食していないと説明できませんな。いつかチャレンジしなければ。さて、一方の特製煮干。こちらは逆に硬めの細麺に煮干しフレーバーがふんだんに効いた濃口醤油味。れんげで掬ってみると、強烈なるニボニボニボ。これこれ、これですよ。動物のいない、エグミのない、澄んだ煮干し出汁スープ。こいつは旨いわぁ。シャコシャコした歯切れの良い細麺、でありながらスープとの絡みも抜群。特製用別皿で提供されたチャーシューやメンマも味わい深く、派手ではないが、どれも素材から調理から丁寧に仕上げられているのがわかる。龍ヶ崎で全国トップレベルの煮干しそばが味わえる幸せ。感謝しかないでしょう。これからもそっと応援していきたい。
■ 2010年11月05日(金)
◆うーむ、サボっているわけではないのだが、時の流れは早いもので、すっかり朝晩は冷え込むようになっている。読書は貫井の新刊と中町信の旧作を平行中。どっちか片付けないと。しばらくはラーメン訪問紀を思い出しながら書いていきますので、すごい暇があったら、またボチボチと覗いてやってください。
◆あれま、バレーの話ぜんぜんしてないッスね。2次リーグになってからが本番てことなのかしら。見かけないけど、ブラジルやキューバは出てないの?あそこらへんに勝ったら本物とか?
■ 2010年10月25日(月)
◆「中華そば とみ田」「麺処ほん田」「中華そば伊藤」「麺堂稲葉」。レビューは未ですが、全国でも屈指の旨いラーメン屋さんをマイペースで訪問中であります。そんな中、久々に脳内メーカーが「うまいうまいうまい」の文字で埋め尽くされた店が、つくばにある「麺や 武蒼」。
車でないとなかなか訪れるのが難しい立地。街燈がほとんど見られず、この季節の夜には遠い田舎のように、スズムシの鳴き声がそこかしこで響き渡る。到着は午後5時半。先着2名のカップルの他は自分だけ。時間が時間だけに帰るまで後客はゼロであったが、しかしここは時間帯によっては1時間近くも並ぶときもある、昔から中々有名な店なのである。注文したのは期間限定の「軍鶏白湯そば」。待つこと7分ぐらいで提供。カルボナーラを思わす、とろりとした白湯スープに旨いですよと桃色な顔をした軍鶏肉が浮かんでいる。いつものようにまずは一口。「おおおおおお〜〜〜」。鶏の旨味が凝縮されてるー!!二口、三口、四口…うまうまうまうま。喉から胃、そして全身へと旨味と幸福感が広がってゆく。何これ、どうやったらこんなスープが作れるわけ!?白湯といえば成田の福一のセカンドブランド「鶏の骨」。そこに匹敵する白湯ラーメンが御近所で食べられるとは何たる幸せ者よ。粘度のあるスープが細麺によく絡んでたまりません。またこの鶏チャーシューがじんわりと旨く、別の皿で洋食のメニューを食しているかのよう。ただ後半、塩分が高くなり完飲は厳しくなってくるが、それを凌駕して余りある極上の鶏の旨味。どうしよう。飲もうかな。いや、体に悪いかな?でも旨いしな。おおジュリエット、心引き裂く白いスープよ。つけ麺の店なのにやってくれやがる。これだけでも勝負できるでしょ。限定だなんてもったいなさすぎ。満足度90点超出ました。なくなる前にまた行こうっと。
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